受け口・しゃくれの原因

受け口・しゃくれの原因(1)

受け口やしゃくれ(反対咬合)の原因は、「顔の歪み」です。
ここでは、この「顔の歪み」の原因と、受け口やしゃくれ(反対咬合)の原因を徹底的に解明していきます。

1.赤ちゃんの寝かせ方

「顔の歪み」がまず最初に起こる可能性があるのは、生まれて3ヶ月目までの間です。生まれたての赤ちゃんは、寝かせ方によって頭の形が簡単に変わってしまいます。つまり、赤ちゃんが生まれ、首がすわるまでの間に、どのように寝かせていたか、またどのような体勢で授乳をしていたかがポイントです。
赤ちゃんは、母親のおなかの中にいる時は水中にいます。生まれて陸上に上がった赤ちゃんは、3ヶ月かけて、重力に対応して頭を支えるシステムを作ります。これが「首がすわる」ことです。この「首がすわる」までの間に、偏った寝かせ方をしてしまうと、「顔の歪み」が発生してしまします。

1.赤ちゃんの寝かせ方

2.日常生活での偏った習慣

2.日常生活での偏った習慣

人間には、歪みを治そうとする力が絶えず働きますが、「日常生活での悪いクセ」が顔を歪ませます。顔を歪ませる日常生活での悪いクセの代表的なものには、次のようなものが挙げられます。

頬杖をつく

かた噛みをする
(右か左のどちらかばかりで物を食べる)

寝相
(右、左どちらかに偏って寝る。うつ伏せを寝をする。など)

ストレスによる歯ぎしり

噛みしめ

左右偏った習慣
(かばんを同じ手で持つ。同じ足を組む。など)

同じ向きに体をねじるスポーツ
(ゴルフ、テニス、野球など)

受け口・しゃくれの原因(2)

受け口やしゃくれ(反対咬合)は、上記のように「顔の歪み」が原因で起こります。
歪んだ顔は元に戻りたがります。しかし、その場において重力に対応するとともに、重心バランスをとろうとして、さらに変形してしまいます。
例えば、左に傾いている場合、顔の各部分部分で対応しようと動き出します。眼の部部分や鼻の部分、口の部分や耳の部分などが、その位置で重力線(地球の真ん中に向かう線)に垂直になるように右回転して元に戻ろうとします。
その結果、絶妙のバランスでうまく適応すればよいのですが、ほとんどの人はうまく適応できず、歪みが進行します。
このとき、上あごが下あごの方向に成長、または移動してしまうと、下顎前突(受け口・しゃくれ)になります。

術前

術後